シャドウボクシングやミット打ちなどの基礎トレーニングを丹念に積み上げ、さらにスピーディーなフットワーク、コンビネーションを習得します。
その後、ディフェンスを重視した対面練習(スパーリング、マススパーリング)を実施して実戦能力を高めます。
中級・上級コースでは、ボクシングをより上達させるための、筋力や心肺機能の向上に励むことも重要となってきます。
当ジムでは、特に防御に注意を払いディフェンス力を高め、打たれない・打たせないボクシングを実現できるように指導を行っております。

トレーニングの特徴

中・上級者のボクシング

  1. 1. ディフェンス力の向上ディフェンスを鍛えることは、ボクシングでの長期的な成功の鍵です。スパーリングやマススパーリングを通じて、相手の攻撃をかわし、最小限のダメージで攻撃を回避する技術を身につけます。
    頭の動き: ジャブやフックをかわすために頭を素早く動かすことが基本です。スリップ、ダッキング、ウィービングを練習することで、攻撃を避けつつ反撃のチャンスを作れるようにマスターします。

    ガードの強化:高い位置でしっかりガードを保つことは基本中の基本ですが、時にはローブローを防ぐために柔軟なガードも求められます。パリー(弾き)、ブロックの練習も積極的に取り入れ、ガードの強化を図ります。

    距離感覚:相手のレンジ内に留まらず、足を使って絶妙な距離を保つことで、打たれずに攻撃をする練習を重ねます。ステップワークを通じて、距離の管理を強化し、ディフェンス力をさらに高めます。



攻撃力の強化

  1. 2. 攻撃力の強化中級・上級者にとっては、単純な力任せのパンチよりも、戦略的な攻撃が求められます。スパーリングでは、相手の弱点を見つけて適切なコンビネーションを打つ能力を高める練習を重ねます。
    コンビネーションパンチ: 単発のパンチではなく、2〜3発のコンビネーションを素早く打ち込む練習を心がけます。例えば、ジャブ・クロス・フックなどの基本的なコンビネーションや、相手のディフェンスを崩すための変則的なリズムを取り入れる練習を取り入れます。
    カウンターパンチ: 相手の攻撃に合わせて反撃するカウンター技術は、上級者にとって非常に有効です。相手のジャブやフックに合わせて、タイミングよくクロスやアッパーカットを繰り出す練習を行います。
    体幹と足の連動: 力強いパンチは腕だけでなく、全身の動きが必要です。腰や肩の回転、足のステップを使い、最大限の力を発揮できるパンチのフォームを意識し、攻撃のクオリティを高めます。



スパーリング

  1. 3. スパーリングとマススパーリングスパーリングは実戦に近い練習で、マススパーリングは力を抑えてテクニックに重点を置く練習です。
    スパーリング: 試合に近い形で行うスパーリングでは、ディフェンスの技術を磨くと同時に、自分の攻撃がどの程度通用するかを確認します。定期的なスパーリングは、試合に向けて精神的・肉体的な準備を整えるために重要な練習です。
    マススパーリング: 力をセーブし、タイミングや距離感、技術の確認に集中できるマススパーリングは、実戦練習のリスクを抑えながらスキルを向上させるために行います。



メンタル強化

  1. 4. 心理的な強化中級・上級者には、メンタルの強化も不可欠です。相手のペースに惑わされない冷静さ、プレッシャーの中での判断力などが求められます。技術の洗練に加え、相手を分析しながら柔軟に対応できる能力を高めるように心がける練習を重ねます。